Coin Core を理解する
アーキテクチャとランタイムの概要
Coin Core は、主に API サーバーと、トランザクションを格納するコンポーネントで構成されています。Coin Core を使用するアプリケーションは、Coin Core API を使用して Coin Core トランザクションエンジンにアクセスし、過去のトランザクションを照会したりアカウント残高を確認したりします。Coin Core のデータは、高可用性でスケーラブルな Apollo 分散データプラットフォームに格納されます。
また、Coin Core はトランザクションの実行時に tamper-evidence を生成するオプションを提供します。tamper-evidence とは、Coin Core 台帳に格納されたデータが後から書き換えられていないことの証拠を示す暗号化された証明です。この機能を使用するには、Audit Core と呼ばれる追加の Core コンポーネントが必要です。
Coin Core トランザクションエンジン
Coin Core の中心となるのが Coin Core トランザクションエンジンです。これはコインのやり取りとして知られる、参加者がコインエコノミーでお互いやり取りをする方法を定めた構成可能なイベントを実行します。このイベントはコイントランザクションとも呼ばれています。
トランザクションエンジンは次の 3 つの要素で構成されます。
- コインエコノミーのアセット、オペレーション、参加者を確立するタイプ
- 独立していて、連結も可能な論理ブロックである Balance modifier
- 上の 2 つの要素を集めて実際のトランザクションを実行するエグゼキュータ
このガイドでは、これらの各要素について詳しく説明します。
Updated about 6 years ago
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